仮想通貨のマイニングは面白いです。monaコインやbitzeny、xpコイン、イーサリアムなど色々なコインをマイニングしてきました。
収益は過去記事を見てもらえば分かると思いますが、これが最高に効率がいいマイニングだったのかといわれると疑問が残ります。
過去記事
マイニングはその時の難易度によって大きく発掘量が上下します。そのため1時間前には最も効率の良いコインをマイニングしていてもすぐに悪くなる事も普通にあります。
そこでNiceHash Miner(ナイスハッシュマイナー)を使えばその時々で最も効率の良いコインを自動的に選択してマイニングしてくれるとても優れたアプリです。私の環境で1日1600円ぐらいのコインを発掘することができています。
電気代は500円程度ですので1日1100円くらいの利益になっています。
が
NiceHash Miner(ナイスハッシュマイナー)はハッキングに合っています。そのため中にあるビットコイン67億円が盗まれたとのことです。
大きいところはハッカーの標的になりやすくセキュリティーの強化が必要です。
ナイスハッシュはこの盗まれ分を補償する発表しています。現在の所まだ補償はされていないようですが、2018年1月までにはするとのこと。
現在セキュリティーも強化し対策をしており復活しています。一度ハッキングをされているので不安な気持ちはありますが、効率のいいプールなので私はあまり大金は置かず少しずつ出金すればそこまで危険ではないとの判断から使っています。
あなたも使う時はあまり大金は置かず少しづつ出金していくことをお勧めします。それではNiceHash Miner(ナイスハッシュマイナー)の使い方を説明します。
NiceHash Miner(ナイスハッシュマイナー)
効率の良いコインを自動的に選んでマイニングしてくれるすぐれたアプリ。大人気で世界中で使われたりします。
ナイスハッシュは厳密にはマイニングプールではなく、ハッシュパワーを購入したい人とマイニング機器を持っている人を仲介するサイトです。

nicehash.com
それではマイナーソフトをダウンロードしましょう。公式サイトからNVIDIAかAMDかを選択しダウンロードします。
こちらは分かりやすいインターフェイスなので初心者の方はこちらをお勧めします。
今回はこちらのマイナーをダウロードして見ました。

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なれてきたらこちらの上級者向けのソフトを使ってみるのもいいですね。このソフトでは自分でマイニングするGPUやCPUを選択することができます。
例えばGPU4つの内3つだけ使いたいなどの時便利です。
ベンチマークを計る

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あなたのPCでどのコインをマイニングしたら効率がよいのか調べるためにベンチマークを計ります。
少し時間がかかりますが、待ちましょう。

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ベンチマーク取得が終わりました。するとこのような画面が表示されます。
画面は半日が経過したものですが、日本円で1034.77円分のコインがマイニングされていることが分かると思います。
1日の予想発掘量は2077.94円になります。かなり効率がいいですね。手数料と電気代を計算しても余裕で+になります。
因みにモナコインをマイニングする時よりも30w程消費電力があがり、850wになりました。それで計算すると1日約489円の電気代が発生します。
統計情報

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右の枠が予想収益です。毎日の収益、週間収入、月収を見ることができます。
Daily income→毎日の収益
Weekly income→週間収入
Monthly income→月収
左の枠がコインのアルゴリズムの種類です。コインによってアルゴリズムが変わります。
後は左から順にハッシュレート、拒否されたスピード(つまり失敗した部分)、収益性、未払い残高になります。
ナイスハッシュウォレット

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まだ入金されていないので0のままです。BTC(ビットコイン)アドレスは右に表示されています。
マイナーソフトにこのアドレスを入力します。
withdrawals→引き出し
Deposits→預金
Transactions→トランザクション
トランザクションとは取引履歴のことです。
ビットコインを引き出す
NiceHashウォレットか外部ウォレットによって手数料と支払いスケジュールが変化します。
NiceHashウォレットの場合0.001BTCを超えている場合1日1回毎日支払われます。
外部ウォレットの場合0.1BTC以上だと1日1回支払われます。0.01BTCの場合は1週間に1回になります。

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Payouts for balances less than 0.1 to external wallet→外部ウォレットに0.1未満の残高支払いは5%
Payouts for balances greater than or equal to 0.1 BTC to external wallet→残高が0.1 BTC以上の支払いの場合外のウォレットに送金する場合3%
Payouts for balances greater than or equal to 0.001 BTC to NiceHash wallet→残高0.001BTC以上のペイアウトBTCからNiceHashウォレット2%

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NiceHashウォレットに入金されていたコインを出金する時の手数料は0.001~0.1BTC未満を送金する場合0.0001BTC
0.1BTC以上の送金の場合引き出しの0.1%
コインベースの取引所だと0.001BTC以上だと無料
マイナーソフトからの送金でも手数料がかかり、送金スケジュールも決まっているので、日本のプールでマイニングしていた人は少し勝手が違うので手間取るかもしれません。
流れとしては
NiceHashマイナー→NiceHashウォレット(手数料2%)→取引所や外部ウォレットに送金(手数料がかかる)
直接取引所のアドレスを入力してもいいですが、手数料の割高になるので一旦NiceHashウォレットに入金しそれから取引所に送金した方がお得なる場合が多いです。
外部のウォレットの手数料は残高が0.1未満の場合の支払い→5%
外部ウォレットへの0.1 BTC以上の残高の支払い→3%
取引例
0.1BTCをナイスハッシュマイナーで発掘しナイスハッシュのウォレットに入金して外部ウォレットに送金した場合→2%+0.1%=2.1%
0.1BTCを外部ウォレットに直接送金した場合→3%
となりナイスハッシュのウォレットを通して出金した方がお得です。
ちなみに、アプリもリリースされています。このアプリではマイニングはできませんが、監視することができます。
外出先で気になるってことありますよね。そんな時のためのアプリです。
インストールはこちらから
NiceHash Mining Pool Monitorをインストールする(Android)
iphoneではリリースされていないようです。
結果としてNiceHashは効率がいいので特定のコインがほしい人以外はおすすめですね。しかし冒頭でも言ったようにハッキング被害に合っているので、リスクヘッジを自分で用意しておくべきです。ネットに接続されている=ハッキングの被害に合うとの認識でセキュリティを高めていきましょう。
円に換金するには国内の取引所に口座を開設しましょう。私が開設している取引所はこちら
こちらの口座を開設してここに送金することで日本円に換金することができます。
仮想通貨の保管はリスクヘッジのため複数の取引所に預けるべきと何度も言っていましたが、ついにZaif、コインチェックはハッキング被害にあわれてしまいました。このため預けてあったコインがハッカーに盗まれてしまいました。
投資していた人は冷や汗をかいたことでしょう。取引所は補償を発表しなんとか助かりましたが、心臓に悪いですよね。必ず補償されるとは限らないわけで分散することの大切さが分かったと思います。新しい取引所がオープンしているのでそちらの取引所も一緒に開設しておけばリスクの低減にはなるかと思います。
口座の比較はこちらの記事からどうぞ
複数の口座でリスク管理するのをおすすめします。