日本初の夜間無人店舗として福岡の大野城にトライアルというスーパーがオープンしました。
無人店舗とキャッシュレス決済ということで、どのように決済するのか気になり、実際に店舗で買い物をしてきました。
最近はキャッシュレスが話題ですよね。この前20%還元で話題になったPayPayやLinePayも追撃して還元セールを行うなど激しいシェアバトルが勃発中です。
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今回のトライアルでは店舗独自のプリペードカード方式のようです。チャージして使うので前述したQR決済とは違います。
プリペード方式の決済ならば以前からあったはずですが、なぜここまで話題になっているのでしょうか。それは地下鉄にあるようなゲートを通れば自動的に決済が行われる点です。
カートに取り付けられたタブレットで会計ボタンを押してゲートを通ればもう清算は終わっています。レシートを受け取って袋に詰めて帰るだけ。
それでは実際に店舗にいってきましたので、どのような流れなのか詳しく解説していきます。
夜間無人店舗のトライアルでプリペードカードを発行する

店舗でこの端末でプリペードカードを発行します。
この専用の端末に、電話番号、名前、住所、氏名、生年月日の情報を打ち込んでプリペードカードを発行してもらいます。発行手数料は無料でした。
私が来店したのは、店員さんがまだ残っている時ですが、夜間の無人の時でもプリペードカードは発行できるそうです。
チャージ機で入金する
店内にあるチャージ機
このプリペードカードを店内にあるチャージ機で入金して使うようにします。チャージはキャッシュカードまたは現金ですることができます。

カートを見ると、想像していたものと違いなんと、カートにQRコード、バーコードを読み取る端末とタブレットが付いているのです。カートに入れる際に読みとって入れます。タブレットを見ながら読みとったのを値段を確認しながらいれるので安心です。

最初にプリペードカードを読み込ませて残高を反映させます。これで買い物ができる状態になりました。
読み取り機カートとタブレットの間に設置してある。読み取り精度は高く、素早く読みこんでくれるのでストレスは無かった。
バーコードが無い商品

中にはバーコードが無い商品もあります。その際にはタブレットメニューのバーコードが無い商品を選択すれば写真から登録することができます。
ポイント割引き

スーパーではクーポンの利用をよくしますよね。無人でも心配いりません。クーポンメニューからクーポンを探して使うのボタンを押してその商品を読み取れば割引きが適用されます。
しかもクーポンに気付かず読み取ってしまっても、画面にクーポンが表示されるので忘れずに割引きを受けることができます。
よく考えれています。
ポップ・値札がデジタル

小売店で働いた事がある人は分かると思いますが、ポップや値札を取り付ける作業はかなり面倒です。広告のたびに紙のポップを貼り付け、終わったら取り外してその作業だけで1日が終わるほどです。とてもアナログで効率のいい方法ではありませんでした。
しかしここではデジタルの値札になっていました。つまり紙のポップを取り付ける必要が無く、数字を打ち込むだけで特定の商品の値段を変えることができるのです。資源の節約にもなりますし時間効率も圧倒的で人件費の節約になります。
会計する
タブレットの会計ボタンをおします。その後に地下鉄のような改札口がありますのでそこを通ります。するとそのまま会計が終わりレシートを受け取ることができます。

会計する時は場所を選びます。会計エリアでない所で会計ボタンを押してもこのように、表示されてできません。エリア内(ゲート付近)でボタンを押してくださいと表示されます。
まとめ
画期的なシステムを使用しているので面白いですね。デジタルの値札などいいと思います。
小売店は利益率がどうしても低くなるのでブラックになりやすいのですが、このようにテクノロジーで解決できるようになると未来は明るいです。
日本はキャッシュレスには遅れているそうですが、ようやく発展の兆しが見えてきたと思います。人を使って運営していくとコストの面で太刀打ちできなくなるので、自動化が進んでいくのが自然です。
プリペードカードをかざすのが面倒な時はトライアルアプリで代用することができます。アプリからQRコードを表示してくれるのでそれを使えば大丈夫です。アプリのインストールはこちらからどうぞ
Andoroid:トライアルをインストール
ios :トライアルをインストール
このようなテクノロジーを見るとワクワクするのは自分だけでしょうか。このようなサービスが日本を変えていくのです!機会があれば是非利用してみてくださいね。