私が日ごろから愛用しているコインチェックがハッキングされました。ハッカーはnemを五億コイン以上を盗んでいるそうです。
nemの口座数は26万人にも上り、被害総額当日換算で580億円という過去最大の被害額になります。
私も約16000nemを持っていたのですが、無くなっているそうです。ログインして見てみると数字上は存在しますが、引き出す事ができません。その他にもリップルというコインも持っていますが、関係がないにも関わらず出金はできない状況です。

私が持っているコインチェックでの残高です。これらがハッキング前の段階で約300万以上ありましたがそれらが出金できない状況です。
嫁に秘密で仮想通貨で1000万損した男の話です。反面教師にしてくださいhttps://t.co/z8OtG1U9HR
— クロネコ屋@アフィリエイター (@NINJAkusokuso) 2018年1月30日
しかし僕以上にお金を入金している方も多くいるようです。この方は1000万程入れておいたとのこと。
僕の300万円が可愛く見えますね。しかし私にとって大金なのでできることなら補償してほしいと思っていた所コインチェックから案内がありました。
総額 : 5億2300万XEM
保有者数 : 約26万人
補償方法 : NEMの保有者全員に、日本円でコインチェックウォレットに返金いたします。
算出方法 : NEMの取扱高が国内外含め最も多いテックビューロ株式会社の運営する仮想通貨取引所ZaifのXEM/JPY (NEM/JPY)を参考にし、出来高の加重平均を使って価格を算出いたします。算出期間は、CoincheckにおけるNEMの売買停止時から本リリース時までの加重平均の価格で、JPYにて返金いたします。
算出期間 : 売買停止時(2018/01/26 12:09 日本時間)〜本リリース配信時(2018/01/27 23:00 日本時間)
補償金額 : 88.549円×保有数
補償時期等 : 補償時期や手続きの方法に関しましては、現在検討中です。なお、返金原資については自己資金より実施させていただきます。
1NEM約88.5円で計算し日本円で補償されるとこの事でした。正直少し安心しましたが、よくよく考えてみるとハッキング前ではNEMは105円程度でしたので損していますよね。しかも売却した形になると税金も確定してしまいます。私はホールドする前提でしたのでNEMで返却してほしいものです。
しかもこれ補償時期が案内されていないのでいつになるか未定です。カイジの利根川の名セリフ「返す!返すといったが・・・今回はまだその時と場所の指定までしていない」
「我々がその気になれば金の受け渡しは10年後、20年後ということも可能だろうということ・・・・!」
利根川方式のため安心はできません。
NEMで戻ってこない可能性が高いと思っていたところ
悪いことばかりではなく
ハッカーのアカウント監視はじめるか。
— Rin, MIZUNASHI (JK17) (@minarin_) 2018年1月26日
ホワイトハッカーのみなりん*さんがハッカーのウォレットにマーキングし追跡を開始してくれました。これにより犯人のアドレスから取引所に入金するのが困難になりました。取引所に入金すると足が付きやすくなるため。
このままだとNEMを換金する手段がなくなるのでハッカーとの交渉でNEMが戻ってくる可能性も?あると期待して待っています。コインチェックが身代金を払って一件落着となるのを妄想して待っている事にします。
不幸中の幸いだったのが私のコインはzaif取引所にも置いています。もしコインチェックに置いていたらコイン全てで全財産を失っていました。怖いですね。本当に・・・bitflyerは100万円まで補償される保険があります。
国内の取引所は沢山あるので分散して購入した方が被害が少なくて済みます。
参考記事
またハードウェアウォレットのTREZOR(トレザー)を購入しました。ネットに接続してない状態で保存できるので安全性が高く人気のウォレットになります。
購入は公式サイトから購入しています。中古で購入するのは危険なので絶対にやめてください。中古で購入するとウィルスなど何が仕込まれているか分からないからです。実際にそれで全額盗まれた方もいるので注意が必要です。
いつも被害を受ける時は「まさか・・・」と思う時です。どの取引所でもハッキングは必ず起こる前提で防衛する必要があります。ハードウェアウォレットや取引所の分散など自分で守っていかないといけないと再確認する事件でした。