カメラで撮影する時にファインダーを覗いて撮影すると思いますが、小さくて分かりづらいですよね。そんな時に外部モニターで大きく表示すれば、後でpcで確認した時にピンボケや平行が取れてなかったなどで、がっかりする心配はありません。
しかし外部モニターが比較的高価です。専用のものになると三万~四万はします。
そこで登場するのがこれDSLR Controllerアプリです。このアプリは今持っているandroidのスマホやタブレットで外部モニターにすることができます。
必要なものを以下にまとめました。
1.USBホストケーブル
2.androidのスマホかタブレットでUSBホスト機能が使えるもの
3.DSLR Controllerのアプリ
目次
USBホストケーブル

こちらは、カメラと端末を接続するケーブルになります。これにカメラに付属していたコードと接続します。
私が購入した商品です。普通にAmazonで売っています。
カメラに付属していたケーブル

こちらがカメラに付属していたケーブルこれとホストケーブルを接続する。
もう片方はカメラに接続します。

綺麗に接続することができました。後はカメラ側に接続するだけです。
USBホスト機能が使用できる端末
USBホスト機能は商品説明の欄に記載されているのでよく確認してください。因みに私はnexus7を使用しています。分からなければメーカーに問い合わせましょう。
DSLR Controllerアプリをインストールする
googleplayストアで販売しています。こちらからダウンロードできます。
アプリは有料なのですが、850円でこの機能を使う事ができるのは安いと思います。
DSLR Controllerの使い方
カメラ本体に接続する

まず、USBホストケーブルをカメラと端末に接続します。写真の赤枠の所がそれになります。その後カメラの電源を入れると自動的にアプリが立ち上がります。
この時にDSLR Controllerを使用しますかと聞いてくるのでOKを選択してあげます。
モニターの画面

こちらが、モニターになります。カメラで設定できる事はこの外部モニターでも設定することができます。マニュアル設定、AF、ピクチャースタイル、ホワイトバランス、iso、シャッタースピード、絞りなど設定が可能なのでみていきましょう。
メモの左にある枠がピントが合う所です。

ホワイトバランス設定画面です。色温度を設定することができます。マニュアルホワイトバランスもしっかりと設定できます。

iso設定画面です。カメラ本体と同じように設定することができます。



AF設定画面。因みにフォーカスを合わすには右写真の四角フレームをタップしそのままピンとを合わせたい個所に合わせます。
タイムラプス機能


右下の歯車のアイコンをタップしましょう。すると右のような画面が表示されます。その下の方に「Time lapse」とあるのでタップして下さい。
Time lapseの設定

一番上の「interval」が何秒間隔で撮影するかって項目。下の項目「shots」が全部で何枚撮影するかの設定。その下はトータルにかかる時間。
上記の例だと0.5秒間隔で10枚撮影で合計4.5秒ってことになる。0.5秒少ないのは一番始めのショットは間隔がないため。あとは「Go」のボタンをタップすればタイムラプス撮影が始まります。
注意点として室内で撮影すると暗くてモニターが真っ暗になります。かなり感度を揚げる必要がありますが、ストロボなどを焚く時は上げすぎと今度は白く飛んでしまいます。
よって室内で使う時には不向きです。屋外で使うのがベストです。
残念な所
少し気になるのが、遅延が発生するところですね。撮影してから7~8秒くらい待たされます。ここは端末に影響されるとおもいます。
なるべくメモリが多い端末だと早くなると思います。
まとめ
コストパフォーマンスはかなりいいです。外部モニターだと三万~四万はするので、お持ちの端末からアプリ850円で購入できるのはかなり魅力です。タイムラプス機能だけではなく、HDR機能などもあるので色々触ってみると面白いです。
自画撮りが最近増えているのでモニターをそばに置いて自分を撮影する人にとっては便利なアプリ。
遅延が発生するのを我慢できる人なら、このアプリを購入しても大丈夫でしょう。大量の写真を撮る人にとっては痛いかもしれません。
因みにiphoneからはアプリはダウンロードできません。
ダウンロードはこちらから