人は、様々な事情を抱えているものです。目が生まれつき不自由な人後天的に目が悪くなった人、事故で失明した人
理由は色々あると思いますが、そのような人のためにもWEBサイトは使いやすくしなければなりません。
失明した人はどのようにしてサイトを読み取ればいいのでしょうか。本であれば点字などがありますがwebサイトは無理です。
そこで読み上げ機能を使います。Google テキスト読み上げアプリは、ほとんどのスマホが購入した時に予めインストールされています。
インストールされていない人はこちらからインストールしてください。
健常者でもテキスト読みあげ機能は便利なものです。何かをしながら聴く事ができるのでマルチタスクでインプットが可能になります。最近では耳で聴くことで理解力の効果が認められてオーディオブックが売れているそうです。AmazonでもAudibleとサービスに力を入れています。
関連記事:AmazonAudibleは効果が抜群な件について
それではこの便利なテキスト読み上げ機能の使い方を説明していきましょう。
目次
Googleテキスト読み上げアプリの設定

Androidの設定メニューから「言語と入力」を選択します。ここで音声の速度、音の高さを調整します。お好みの設定にしましょう。

歯車のアイコンをタップしてこの画面を開きます。基本はデフォルトのままで問題ありませんがもし、日本語で読み上げ出来ない時または任意の言語で読みあげたいときは、ここを確認してください。
Googleテキスト読み上げエンジンの設定をタップします。

音声データーをインストールをタップする。

言語のメニューから日本語を選択してダウンロードします。基本的にダウンロードはされているのでしなくてもいいのがほとんどです。
外国語を設定するときはその言語をタップしてダウンロ―ドします。
音声のサンプルを選択する

音読してくれる声を選択します。女性と男性それぞれの声が複数収録されています。
Talk FREEをインストールする

Googleテキスト読み上げアプリだけでは読み上げる事は出来ません。そのためTalk FREEアプリをインストールします。
このアプリは無料で便利なのでささっとインストールしましょう。
読みあげたいwebサイトにアクセスする

サイトの右上の●●●が縦に並んだアイコンをタップします。

メニューが開くので共有をタップする。

Save in Talk、Speak with Talkの二つのアイコンが追加されているのが分かると思います。これらの意味は下記の通りです。
Save in Talk→Talkアプリが立ち上がりそこで読み上げる
Speak with Talk→Webサイトのまま読み上げる
これらの違いです。
Save in Talkを選択してみる

アプリが起動して読みあげてくれます。下部にあるスライダーで読み上げる箇所を選ぶことができます。

右上の●●●が縦になっているメニューを開きます。そこで音量、ピッチ、スピードを変更することができます。

ホーム画面になると共有したWebサイトが保存されています。後で聴きたい時に便利ですよね。
Speak with Talkを選択
どこにも移動せず、そのままWebサイトを読みあげてくれます。

通知メニューで簡単に再生、停止をすることができます。
まとめ
読むのが苦手の人はこのようなアプリを使ってはどうでしょうか。かなり便利です。
ただナレーションが機械音声なので少し違和感を感じるかと思います。この点はプロの声優が朗読してくれるAmazon Audibleの方が優勢です。
Amazonは本の朗読なので比較するには少し違うかもしれませんが、Webサイトの時はTalk、本の時はAmazonと使い分けるといいです。
取りあえず一度使ってみると効果が実感できるので是非どうぞ。